Yellow Roof 's Museum
景観
歩道橋の風景 (平和島第2歩道橋) 2022/06/24
最も高い木がクスノキで、赤みがあるのがニワウルシ、手前の歩道橋の下に淡黄色にけぶっているのがトウネズミモチである。環七と羽田線の立体交差を囲む200メートル四方ほどの緑地は東京都建設局の管理になる。植えられたものも多いと思うが、野生化しているものも多いだろう。そもそも街路樹や生垣に使うような樹木は放っておいても育つし、成長も速い。
畠山重忠公碑からの景観 (横浜市旭区畠山重忠公碑) 2022/10/22
今は碑の下に帷子川捷水路トンネルがあり帷子川が流れ込んでいるが、50年ほど前はこの高台を迂回して流れており、周囲には畑もあった。藪の中を分け入ると碑があり、ヤマドリやウズラなどが棲んでいるのを何度か見掛けたことがある。たった50年前とも違っているのだから800年前は地形も自然もまるで違っていただろう。
富士山の初雪 (大田区大和大橋) 2022/10/25
10月25日の朝に富士山がすっぽり雪を被っていた。ビルの隙間が額縁のようになって大きく見える。初冠雪は9月30日だったらしいが、富士山までは直線距離で95キロあってそこまでは見えない。なお、甲府地方気象台の
【気候・気象観測統計】には「富士山と甲斐駒ヶ岳の初冠雪の観測記録[PDF]」があり、最早記録は2008年8月9日である。
火の見櫓のある風景 (横浜市旭区今宿南町) 2023/01/01
この辺りには前世紀までは藁葺屋根が存在しており、茅を葺き変えているのを何度か見たこともある。もっとも、職人が少なくなって改築に近い費用が掛かるという話も聞いたことがあって、現在では茅葺屋根の家屋を新築することは建築基準法で禁止されている。瓦屋根にしてしまえばもう茅葺きに戻すことは出来ない。
田園風景 (矢指町) 2024/10/20
矢指町は821平方メートルの小さな町で、人口は88人で丁目設定もない(2023年)。ただ、聖マリアンナ医科大学付属病院を筆頭に種々の事業所があるので平日の昼間人口は2000人は超えるだろう。
富士山 (横浜市旭区今川公園) 2025/02/08
今川公園の南西から望む雪に覆われた富士山。除雪しているためか山頂へと続く登山道もはっきり見える。
富士山 (横浜市旭区今川公園) 2025/02/08
昨年あたりからフィルムカメラ人気が再燃している。単にアナログならではの画質の再認識や流行ではなく、アナログレコードの再燃と同じく根底にはデジタル社会への反動がある。これに気付いたのは若い世代の愉しみ方が昔と変わらないからで、写真を撮るまでの手間や現像を待つまでの時間、それまでどんな出来か判らないことも、ピンボケやブレも唯一無二の味わいとしてアルバムに納めていくことも、手間と時間がかかるアナログなプロセスごと愉しむ逆の価値観や魅力のある新たな文化として復活したり存続していくものなのかもしれない。
富士山 (横浜市旭区今川公園) 2025/02/08
古い時代を知らない若い世代の方がアナログとデジタルの違いやAIの欺瞞や欠点や限界に気づきやすいかもしれない。楽するために便利なレールに乗って気づく能力まで手放していくのは老人ばかりで、若い世代は初めから敷かれたレールに物足りなさや違和感を抱いていて、古くから変わらない事物を知り昔ながらのやり方を体験して自分自身がアナログな存在であることに気付いていく。
冬の日暮れ (川崎市幸区さいわいふるさと公園) 2025/02/19
これはデジカメのプログラムオートの写真で、今ではオールドコンデジなどと称される2014年発売のソニーのDSC-HX60Vである。空やビルだけ昼間の光景に見えるが、日は既に沈んでいて、ビルも公園も灯りが点いている。実は半年前に買ったDSC-WX350が先月壊れてWX500を中古で手に入れて3週間ほど使ったのだが、僅かなレンズ内のゴミに気づいて着払い返送し、同額のこのHX60Vは昨夜届いたばかりである。
丹沢山系の雪景 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/07
8.5倍ズーム。雨が上がった朝、気温6℃。丹沢山系は雪の雪景。右手前が大山かと思ったのだが、友だちに写真を見せると大山は左に写るはずだという。写真は丹沢山系の一部に過ぎず、自分が参考にしたのは伊勢原からの景観である。後で山の風景の写真を見返すと、今川公園から写した富士山の右横に大山が写ったものが何枚かある。この写真にはどちらも写っていない。
丹沢山系の雪景 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/07
60倍ズーム。前を横切る送電線のためにピントが多少ズレている。山の名前はこれから調べてみようと思う。身近な写真を撮り始めてからもうすぐ3年になるが、遠くにあるものはほとんど取り上げてこなかった。それは第一に自分が近眼だからで、第二には昨年の10月まで撮影にスマホしか使っていないということもある。つまり、遠くの見直しはこれからである。
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