Yellow Roof 's Museum
大池公園
大池公園のソメイヨシノの防草シート (横浜市旭区大池公園) 2019/03/31
2018年と翌年の冬の2カ年にわたり、大池公園の桜山では大規模な治療工事が行われた。2016年度から樹木医による調査が開始され、病巣の除去程度では効果が見られなかったことから工事に踏み切ったという。この写真は工事後初の開花の様子である。いずれの桜も前年冬に強剪定で樹高を下げ、改良した土壌は防草シートで覆われている。
鹿のハンティングトロフィー (横浜市旭区大池公園レストハウス) 2023/01/08
どういうわけかこの鹿の首の剥製は建物が変わってもずっと飾ってあるが、この辺りに鹿はいない。昔の金持ちの家には狩猟はせずとも虎皮の敷物やクロコダイルの剥製、そして鹿の首などが飾られていたことを思い出させる。
大池公園の梅林 (横浜市旭区大池公園) 2023/01/08
いつからか大池公園には広い梅林ができていた。桜の多くが病気でやられて少なくなってしまったのでウメに力を入れたのかもしれないとも思うが、あまり記憶にはなかった。
大池公園のちびっこ動物園 (横浜市旭区大池公園) 2023/01/08
ちびっこ動物園では鳥インフルエンザ流行のため「当面の間ニワトリとの感覚を空けて」ビニールカーテンを設置していた。
田んぼ (横浜市旭区大池公園) 2023/01/08
田んぼの用水路にはオレンジ色の鉄バクテリアが見られた。
大池の歴史 (横浜市旭区大池公園) 2023/01/08
1972年に「こども自然公園」の名称に変更されていたが、地元では「大池公園」と呼ぶ。ここには殺した大蛇を祀って弁財天を建てたとあるが、白根不動の蛇塚の説明書きでは殺したとまでは書かれておらず祀った先も白根不動ということになっていた。
大池公園の蛍狩り (横浜市旭区大池公園) 2023/06/25
遅巻きながら蛍狩りに大池公園に行った。ゲンジボタルは1匹から数匹が時々光ったぐらいだが、街灯がないので帷子川親水緑道よりははっきり見えた。土道は以前来た時よりも均されており、闇に目が馴れてくれば懐中電灯は不要である。もっとも、年齢を経るに従って暗順応は遅くなるようだ。百人ばかりと擦れ違ったが、足元をライトで照らしながら歩く人が1~2割ほどはいて、時々ライトの光が目に入ってホタルどころか足元まで見えなくなる。「ライトを消してください」という声がしばしば聞こえ、自分もまた「ホタルはどこにいますか」と問いかけてきた40代ぐらいの男性二人組に、まず灯りを消すように言った。
大池公園のガビチョウ (横浜市旭区大池公園) 2024/03/20
ガビチョウは関東では1990年に山梨で最初に観察された。横浜市ではここ20年の間に栄区辺りから徐々に分布を拡げ、定着が確認されてきている。
大池公園南側遊歩道 (横浜市旭区大池公園) 2024/04/07
植物と同じく動物も一度見かけると捉えやすくなるもので、写真には収められなかったがタイワンリスが樹木を駆け登る姿は何度も見た。それ以前は、太く鈍い音や犬の鼻息のような音をリスの鳴き声とも捉えられていなかった。大池公園に滞在した1時間程度で10頭ほどは見かけたが、鳴き声はその何倍も聞いた。
大池公園の一本桜(ソメイヨシノ) (横浜市旭区大池公園) 2024/04/07
ソメイヨシノの一本桜はだいぶ葉が出てきており、他のソメイヨシノよりも開花が早かったようである。
大池公園のウグイス (横浜市旭区大池公園) 2024/04/07
このウグイスは1本のキンモクセイからあまり離れようともせず鳴き続けていて、人々の足を止めていた。近くの枯れたアシの茂みと往復しており、もしかすると巣作りの最中なのかもしれない。
大池公園のタイワンリス (横浜市旭区大池公園) 2024/05/08
林道の中を歩いていると子猫ほどのサイズのタイワンリスが藪に逃げ込んだ。姿が消えた藪の中にハンディカムを向けると、犬の鼻息のような鳴き声を上げて木の陰に移動し、頭を少し見せただけで林の中に消えていった。NTT東日本では、こども自然公園で2024年2月19日~2月26日に5回、5箇所で録音した音声をAIに解析させて識別精度の検証を行った。「AIがタイワンリスと検知した音声を人が聞き、タイワンリスと判定」して精度70%と確認されている。センサカメラによる検知などとも比較検証しており、課題は残るものの実用可能なレベルとしている。
こども自然公園大池エリア施設改良工事 (横浜市旭区大池公園) 2025/02/11
9ヶ月振りに来た大池公園は改良工事中で、入口の大池周辺が立入禁止になっていた。横浜市みどり環境局の北部公園緑地事務所が発注者で、施工は南区六ツ川に本社のある誠和緑化(営業所は都筑区)である。北部公園緑地事務所の管理区域は「鶴見、神奈川、保土ケ谷、旭、港北、緑、青葉、都筑」で、主業務は「大規模な公園など各土木事務所で管理する公園以外の管理、市民の森等の管理」となっている。大池公園(こども自然公園)は区内では2番目に広い大規模な公園なので旭土木事務所の管轄のはずだが、隣の敷地にある北部公園緑地事務所が管理した方が合理的なのだろう。
こども自然公園大池エリア施設改良工事 (横浜市旭区大池公園) 2025/02/11
主な工事内容はアスファルト舗装工・給水設備工とある。飲料水や手洗い用の上水道の配管を舗装路の下に通すのは、公園でも都市内でも一般的な設置方法で、景観の保全と共に維持管理もしやすい。もっとも、あまりに様々なインフラ設備を舗装路下に過密化させてしまうと管理が複雑化して、八潮市の事故のようなことも起こりうる。
大池公園 (横浜市旭区大池公園) 2025/02/11
この日は飛び石連休の最終日で花見や行楽シーズンに次ぐ人出だった。この頃目立ってきたのはポップアップテントの数で、これは地面に穴を空けないので許可要らずである。1人用から家族用まで大きさは様々で、日差しや寒さをしのいだり、昼寝や授乳時などの目隠しにもなる。ただ、テントやレジャーシートは少なくとも梅の花よりは遥かに目立ち、梅の香より持ち込まれる食べ物の匂いの方が強く、虫や鳥といった小動物が寄ってくる。木製か擬木のテーブルやベンチ、樹木の色に塗られた照明、古民家のような景観に馴染む施設とは対極である。
大池公園の梅園 (横浜市旭区大池公園) 2025/02/11
この日は数十台の一眼レフと擦れ違った。スマホの普及によってカメラの出荷台数は減り続けてはいるが、それでもフィルムカメラ時代の2倍の市場規模らしい。最大の違いは光学ズーム倍率で、現在のところスマホの光学ズーム倍率は10倍止まりである。
大池公園の梅園 (横浜市旭区大池公園) 2025/02/11
「梅の花茶屋」の幟があちこちに立っているのは、22日に一日限定の甘味処を設置するどろんこクラブの告知である。NPO法人こども自然公園どろんこクラブの手作り食品は園内で収穫された穀物や野菜を使ったもので、常設の売店で見かけたパンや和菓子を何度か口にしたことがある。
大池公園の梅園 (横浜市旭区大池公園) 2025/02/11
昨年、新年早々に咲いていた紅梅は今年も既に咲いていた。満海のウメの前には一眼レフを構える人々がおり、遠巻きに花見客がいて、子供の嬌声が響いている。自分はさらに遠く反対側の斜面から人々を画角から外して、茶色に塗られた照明灯と紅梅を望遠レンズで切り取ってシャッターを切る。
「友愛の日時計」 (横浜市旭区大池公園) 2025/04/05
約2ヶ月ぶりに大池公園を訪れた。友人と花見の約束がある。自分は一人、写真を撮るため1時間半前乗りした。公園入口の「友愛の日時計」は12時ちょうど、桜は満開である。
チョウのための食草ガーデン (横浜市旭区大池公園) 2025/04/05
大池公園のソメイヨシノは満開で、昨年の満開は4月7日、一昨年は3月25日だった。いずれも横浜地方気象台の満開予想より1週間前後遅い。気象台は海に近く、ここは内陸である。緑地面積や標高も違う。気象台の標高は39.1メートルで、この公園の平均標高は69メートル、桜山の標高は約90メートルある。風通しやヒートアイランド効果など、様々な要因が局地気候に影響する。
チョウのための食草ガーデン (横浜市旭区大池公園) 2025/04/05
「チョウのための食草ガーデン」はこれから土壌を整えながら、雑草の除伐とともに食草を植えていくようである。区画内で作業中の人が2人ほどいて、赤玉土、黒土、腐葉土、油かすといった資材、柄付きの剪定鋏や穴掘り鍬などが地面に纏めて置かれている。
大池公園のタイワンリス (横浜市旭区大池公園) 2025/04/05
タイワンリスは幹を駆け上がり、駆け下り、枝から枝へと飛び移る。ごく近くから鳴き声が聞こえ、あちこちから複数聞こえてもくる。目では捉えられてもシャッターが間に合わない。そこで、録画しながら探すことにした。帰ってから確かめると、動画にはタイワンリスの鳴き声と共に、林の中を縦横自在に疾駆するシルエットがいくつも写っていた。
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