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黄色い屋根の博物館
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秋の通勤路 (大田区平和島公園) 2021/12/06
平和島の通勤路沿いはヤマモモやクスノキのような常緑樹が多いが、広葉樹も少しは植えられている。この年は例年より紅葉が遅く、大して色づかないまま真冬となって葉を落としていく木が多かった。


クスノキ並木と歩道橋 (大田区平和島公園) 2021/12/06
長いスロープは全長約250メートルの平和島第2歩道橋で、羽田線を跨いで東京流通センターの北側に出る通勤路である。


平和の森公園通勤路 (大田区平和の森公園) 2022/05/11
自分は休みなく歩いても疲れを感じず、脚が動かなくなって身体の限界に気づくぐらいである。あまり歩かないと落ち着かなくなるので、職場が駅から近いと一駅手前で下りたりする。それでも足りないと勤務後や休日に長距離を歩いたりする。健康のためと考えたことはないが、歩くことで身体の均衡を保つような仕組みが自分の中にあるのではなかろうか。


平和島公園通勤路 (大田区平和島公園) 2022/05/11
自分は景色を見ながら歩くので、できるだけ人目が少なく変化が多い経路を選ぶ。見飽きれば経路を変えるが、自然が多い道は四季変化があるのでなかなか飽きない。見たものが何なのか調べる時もあるが、記憶を頼りにすることが当たり前で、携帯やスマホで写真が撮れると知ってはいても、なかなかその場では思い付かない。


通勤路 (大田区平和島公園) 2022/05/11
一昨年辺りから、この公園でも勤務先でも一眼レフやデジカメではなく、手軽なスマホで写真を撮る人を頻繁に見かけるようになり、違和感もなくなっていた。この日、歩きながらスマホのシャッターボタンを押してみた。


歩道橋のクスノキ (平和島第2歩道橋) 2022/05/11
これはクスノキを意識して撮った最初の写真である。ただ、この日は始めから通勤経路を記録しておくつもりで、22枚の写真はどれも胸の前でスマホを構えてほぼ画面を見ずにシャッターボタンを押している。


遊歩道 (大田区平和島公園) 2022/06/21
通勤路から外れて平和島公園の中の遊歩道を歩いた。公園の中をそれほど歩くのは初めてだが、通勤路と並行した道で数十秒程度の遠回りである。


遊歩道沿いのシロツメクサの花 (大田区平和島公園) 2022/06/21
子供の頃はシロツメクサではなくクローバーと呼んでいた。六ツ川には毎年クローバーがびっしり生える広い野原があった。そこには他では見られない大きなバッタやカマキリもいて虫取り網を持って出掛けると、よく妹が就いてきた。


通勤路の小橋 (大田区平和の森公園) 2022/06/21
通勤路の小橋が見えた。何故あそこから一度も降りようとしなかったのだろう。


歩道橋の風景 (平和島第2歩道橋) 2022/06/24
最も高い木がクスノキで、赤みがあるのがニワウルシ、手前の歩道橋の下に淡黄色にけぶっているのがトウネズミモチである。環七と羽田線の立体交差を囲む200メートル四方ほどの緑地は東京都建設局の管理になる。植えられたものも多いと思うが、野生化しているものも多いだろう。そもそも街路樹や生垣に使うような樹木は放っておいても育つし、成長も速い。


歩道橋脇のエノキ (平和島第2歩道橋) 2022/06/24
エノキの両隣が常緑のクスノキで、エノキの小さな若い葉はあまり目立たない。早足では見逃してしまう。植物を観察するようになって最も変わったのは歩き方かもしれない。


歩道橋と高平橋の間のクスノキ (平和島第2歩道橋) 2022/06/24


歩道橋沿いのクスノキ (平和島第2歩道橋) 2022/07/11
いつもの道はいつもと同じで何も変わらない。いつもの木はいつもと同じにしか見えない。しかし、変わらなかったのはいつの間にか仮初めの世界にいたからなのかもしれない。踏み出したばかりの現実の世界は、懐かしい少年時代からの続きのように待っていた。


通勤路の小橋から蓮池を望む (大田区平和の森公園) 2022/07/12
ハスの花はわざわざ名所に出掛ける人もいるぐらいのもので、それが通勤路の側にあるのだから、たった1分寄り道をすればいいだけのことである。ともかく実際にある植物を見ることから自分は始めた。


都大橋からの歩道橋下のアブラゼミの抜け殻 (大田区平和島公園) 2022/07/20


避難場所標識と通勤路と「なんてん」の名札 (大田区平和の森公園) 2022/07/26
南天のど飴は甜めたこともあるし、イラストや写真を目にしたこともある。そしてここには「なんてん」の名札があり、通勤時には本物が目に入り、写真に映り込んだりもする。しかし、名札のないナンテンを識別できるようになったのは今年の9月末になってからである。


通勤路カンナ (大田区平和島公園) 2022/08/05


歩道橋の下で成長したアオギリ (大田区平和の森公園) 2022/08/12
環七沿いの歩道橋の下から顔を出したアオギリの樹皮はこれまでになく緑色が濃い。そもそも葉と同じように樹皮にも葉緑体は存在しており、アオギリは比較的薄皮なので緑色に見えるそうである。【幹は光合成をするか】によれば光が通れば光合成が行われている可能性はある。おそらくこのアオギリは劣悪な環境下で少しでも必要な養分を得るために幹でも養分を合成しているものと思われる。


歩道橋の下のサンゴジュ (平和島第2歩道橋) 2022/08/22


歩道橋両側のクスノキ (平和島第2歩道橋) 2022/09/06
歩道橋から見下ろす緑地にもクスノキはたくさんあるが、通勤路沿いでは歩道橋のスロープの両側に生えた5~6本ほどしか花を見つけることができなかった。


平和島第2歩道橋脇のネズミモチ (大田区平和島公園) 2022/09/14
平和島公園沿いのねずみもちが20本ほど纏まって植わっているところは平和島第2歩道橋の陰で、大木の陰にもなっていて朝も夕方も光量は少なめだろう。高いもので4メートル、低いものだと人の背丈より低い。花が咲いて実が生ったのは4~5本ほどの低い木ばかりで、葉も小さい。どうやらトウネズミモチの方が咲くのが遅いようだ。ネズミモチも全て実を付けたわけではなく、歩道橋に近い樹木だけ実っている。


歩道橋のクスノキ並木 (平和島第2歩道橋) 2022/09/20
写真を撮るための時間は朝夕の5分、10分程度である。しかも9月中頃からは帰りは暗くなり家路を急ぐだけである。自分にとって写真の価値は第一に視覚情報である。精細さは必要なのでピンボケは削除するが、二度と撮れないようなものは残している。


歩道橋の下のスズメ (大田区平和島公園) 2023/03/07
スズメは稲作が始まった時代に大陸から移動してきた外来生物である。意図に関わらず人為的に海外から持ち込まれたと推測されるものを外来生物と言い、外来種は海外だけでなく国内も含めて生息範囲を超えて持ち込まれた生物も含まれる。


歩道橋の下のスズメ (大田区平和島公園) 2023/04/11


帷子川の遊歩道 (帷子川遊歩道) 2023/04/22


帷子川の遊歩道 (帷子川遊歩道) 2023/04/22


帷子川旧川遊歩道 (横浜市旭区帷子川旧川) 2023/05/21


帷子川旧川の遊歩道 (横浜市旭区帷子川旧川) 2023/05/21


帷子川旧川の遊歩道 (横浜市旭区帷子川旧川) 2023/05/21


帷子川旧川の遊歩道 (横浜市旭区帷子川旧川) 2023/05/21


平和の森公園の遊歩道 (大田区平和の森公園) 2023/05/31
ナラ枯れの掲示はところどころ剥がされている樹木もある。林野庁の【ナラ枯れ被害】に詳しいが、秋から春にかけてナラ菌を媒介するカシノナガキクイムシの侵入を防ぐためには、ビニールシートを巻き付けたり、この公園のように粘着剤などを塗布したりするようだ。


遊歩道埋込プレートのウメ (大田区平和の森公園) 2023/05/31
歩道に嵌め込まれたプレートには梅が大田区の区の花で、江戸時代には梅の名所として知られていたことが記されている。梅屋敷の名は文政年間に東海道沿いにあった薬屋和中散の敷地3000坪に数百本植えた梅と花見茶屋に由来する。現在は聖跡蒲田梅屋敷公園として残されており、傍を走る京浜急行には梅屋敷駅があり、駅に通じる梅屋敷通りがある。


遊歩道の冠水 (横浜市旭区希望が丘水の森公園) 2023/06/03


大雨後の長屋門公園の遊歩道 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2023/06/03


夢見ヶ崎公園遊歩道 (夢見ヶ崎公園) 2023/06/19
会社から10分ほど歩くと夢見ヶ崎公園がある。新川崎の駅のすぐ西に見える丘陵地帯である。


夢見ヶ崎公園遊歩道 (夢見ヶ崎公園) 2023/06/19
右の階段が付いているところが直径15m高さ1.8mの円墳、加瀬台2号墳らしい。


夢見ヶ崎公園遊歩道 (夢見ヶ崎公園) 2023/06/19


長屋門公園の遊歩道 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2023/08/12


大池公園の南側遊歩道 (横浜市旭区大池公園) 2024/03/20


大池公園南側遊歩道 (横浜市旭区大池公園) 2024/04/07
植物と同じく動物も一度見かけると捉えやすくなるもので、写真には収められなかったがタイワンリスが樹木を駆け登る姿は何度も見た。それ以前は、太く鈍い音や犬の鼻息のような音をリスの鳴き声とも捉えられていなかった。大池公園に滞在した1時間程度で10頭ほどは見かけたが、鳴き声はその何倍も聞いた。


遊歩道 (帷子川遊歩道) 2024/12/28
現在の帷子川は整備がかなり進んだが、半世紀前は右に左に蛇行しており真っ直ぐな流れなどほとんどなかった。大雨が降れば遊水池に水が溢れ、床上まで浸水する家もあり、下流の横浜駅が水に浸かったりしていた。


遊歩道 (帷子川遊歩道) 2025/02/01
遊歩道沿いに新たに花壇も造られており、意図してはいないだろうが、煉瓦の高さは腰を下ろせるぐらいである。自分は歩いていて座りたいと思うことはないが、母を連れて歩く時には休む場所が必要になる。少し休みさえすればもっと歩くことができるのだ。


遊歩道の舗装工事 (帷子川遊歩道) 2025/02/08
歩道側の枝を除伐したのは舗装工事の都合かもしれないが、掲示には特に書かれていない。ただ主管が旭土木事務所なのでおそらくそうだろう。この日、桜に絡みついた蔓性植物や根回りの雑草を長鋏みで切って歩く一人の老人に遭遇した。確かにそうしておけば樹勢は衰えず、長持ちするかもしれない。


遊歩道 (横浜市泉区和泉川) 2025/02/23
これほど川沿いの遊歩道が真っ直ぐなのは、古い町並みを縫って繁華街まで至る帷子川を見て来ていると、よほど立ち退きや整備工事を繰り返した結果かと推察してしまう。しかし、和泉川のこの辺りは元々森林や農地が多いところで、ばっさり整地して造った公園に後から川を通したように遊歩道の両側に広い草地や植栽が整然と並ぶ。


昔の舗装路 (横浜市旭区鶴ヶ峰公園) 2025/04/12
鶴ヶ峰公園脇のアスファルト道路は長く舗装し直されていない。駅にごく近いものの、車同士が擦れ違うことのできない狭い道で、人通りも少ない。おそらく開園の1987年以来、舗装し直されていないのではなかろうか。五十年ほど前までは、市内でも長らく整備されないままの舗装路もあり、車が通るたびに劣化したアスファルトが割れたり、隙間の粉塵が舞い上がったりしていた。土道や砂利道も多く残っていた時代のことである。


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