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Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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建造物


送電線カワウ (横浜市旭区帷子川) 2023/05/04
電線に留まったカワウは初めて見た。電線に留まれるということは、木の枝にも掴まれるということで、しかし、カワウの足は水かきである。


送電線カワウ (横浜市旭区帷子川) 2023/05/04


ソーラー・省エネ照明灯 (帷子川遊歩道) 2025/01/11
この道はここ2年で50回は通ったが、この日初めてソーラーパネル付きの照明灯に気が付いた。視界にあっても認識されないものは無数にある。それは写真を頻繁に撮るようになってから思い知ったことで、現実がそのまま知覚されるわけではなく、むしろ現実は脳が作り上げた幻影のようなものである。


ソーラー・省エネ照明灯 (帷子川遊歩道) 2025/01/11
横浜市によれば、2003年に帷子川河川管理用道路にソーラー・省エネ照明灯を8基設置したとのことである。ちょうどここには川沿いに「帷子川1」~「帷子川5」の5本が並び、歩道を挟んで3本の照明灯がある。


ソーラー・省エネ照明灯 (帷子川遊歩道) 2025/01/11
ここに街灯やベンチがあると知っていても形どころか数も思い出せはしない。視界には捉えていても認識されることはほんの一部でしかない。現実と脳内は別物で、いくら前を通ったところで、太陽光パネルや切り株型のベンチの脚、落葉したネムノキや常緑のシラカシといったものは認知以前は見えておらず、場所すら特定できなくても不思議はない。


緑政局の丸型照明灯 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2025/02/09
照明灯に気付いたのは今日で、1月に来た時には気づかず、以前の写真を見返してもまったく映っていない。と言っても、くまなく撮影しているわけでもなく全てが目に入るわけでもないので、最近設置されたとも言えない。


緑政局の丸型照明灯 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2025/02/09
蜘蛛の巣がかかっているので照明であることは確かだろう。北側の道路と並行した遊歩道の照明とは形が違うので少なくとも設置時期は異なるはずである。しかし、真新しくもない。


緑政局の丸型照明灯 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2025/02/09
ポールにはラベルがあり「緑政局 2-2-3」とある。横浜市緑政局は2005年4月1日に下水道局と統合して横浜市環境創造局になったので、少なくともラベルは20年以上前のもので、要らなくなった照明灯の使いまわしといったところだろうか。


照明灯の緑政局プレート (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2025/02/23
ふと、園内で照明灯が移設されている可能性に気づき、緑政局のプレートを確認した。プレートの材質と表示形式、そして古さもウッドデッキのものとまったく同じである。


照明灯 (横浜市瀬谷区長屋門公園) 2025/02/23
照明灯の型はやはり違っていた。もしかすると、近い番号か同じ型の照明灯が見つかるかもしれない。見つからなくてもどうということもないが、これを仕事にしている人もいる。


ソーラー式照明灯 (横浜市泉区和泉川) 2025/02/23
泉区役所の方までソーラー式の照明灯が続く広い歩道。ただ、右上の車道脇を歩いている人の方が多い。求めるものは人様々である。


送電線に注意! (矢指町) 2025/03/02
矢指市民の森を抜けるとすぐ矢指配水池がある。自販機で買ったジュースを開けて鉄柵の前を歩くと、ボルトで留めた鉄板に図板が印刷してある。「送電線に注意!」とは、裏手の鉄塔のことだろう。送電線の碍子(がいし)の数による電圧や安全距離の見分け方である。ここの送電線には23個ずつ碍子が付いている。


基地局 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08
速く歩くほど、注意力は足元や前方の安全確認に奪われ、視界もぶれるので細部が見えにくくなり、認知処理の難度も上がる。時速4キロでの識別力を100とすれば、時速10キロ以上では30~40に下がるそうである。これは「トンネル視(Tunnel Vision)」と呼ばれる現象で、自分の観察は、まず歩く速度を落とすことから始まったようなものである。


基地局 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08
15.4 倍ズーム。同じ距離を移動するとして、徒歩と自転車では捉えられるものは5倍から10倍違ってくる。遠い基地局のアンテナを見つけたとしても、徒歩では3枚撮るぐらい何でもないが、自転車ではカメラに手を伸ばそうと思うだろうか。小鳥や昆虫なら、走る自転車から逃げる姿を目で追うしかない。


基地局 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08
60 倍ズーム。屋外用のマルチアンテナは複数の周波数帯域に対応している。携帯のみではなく、公共安全通信やブロードキャスト、衛星通信の中継など、様々に利用されている。それだけに機密性も高く、公開情報が限定されていることもある。


照明灯 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08
先日「緑政局」のラベルに着目して以来、照明灯のデザインにも目が向くようになった。これは団地の給水塔の囲いの中に一本だけあるもので、光感知センサーは付いているだろうが、厚い雲に覆われた日で、午前10時になるというのにLED電球が点いたままである。


照明灯 (横浜市旭区今宿南町) 2025/03/08
立方体の4面のそれぞれに銀色の細い棒が9本、水平に付いていて、斜め下から見ると菱形の格子模様に見える。たぶん岩崎電気のHIDポールライト 角形(枠付) HIDランプ110W~400Wで生産終了品である。


送電鉄塔 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/09
鉄塔を見上げて次々に疑問を浮かべていたのは遠い昔のことである。大人になれば、ほぼ疑問は解決されないまま忘れてしまい、見上げることもなくなる。調べれば判るから見もしない。そんなふうになるとは思いもしなかった。もっとも、大人になっても近づけないものはある。


送電鉄塔 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/09
送電線ではなく送電鉄塔に垂直方向についている複数の碍子は、懸垂碍子である。送電線と鉄塔を遠ざけて支持し、絶縁や雷対策の役割を果たす。送電線に下がる両端に丸い重りが付いた棒のようなものは振り子ダンパーで、振動を抑えて金属疲労や騒音を低減する。


送電鉄塔 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/09
懸垂碍子も電圧と無関係ではない。例えば66kVの鉄塔では数個だが、500kVを超える超高圧線では数十個が鎖状につながれる。一つ一つが絶縁距離を確保して雷からの過電圧が鉄塔に流れるのを阻み、円盤の形状は雨水による汚損を分散する。


降雪時の送電鉄塔 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/19
昨夜から雪が降っている。垂直碍子8個ずつの2セット、これが南北についているので少なくとも27万~50万ボルトの超高圧送電線である。これほど近づけるのは電力会社の作業員と鳥類、ズームレンズぐらいのものである。


降雪時の街中の送電線 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/19
超高圧送電線から街中への送電には、様々な施設を介する。代表的な施設は変電所で、要所の送電鉄塔の足元に設置される。ここに一番近いのは、さちが丘変電所だが、もう少し離れたところにもいくつか変電所がある。どこからの送電かという情報は、通信施設と同様の理由で非公開の場合がある。


降雪後の送電鉄塔 (横浜市旭区中希望ヶ丘) 2025/03/20
碍子が23個で27万5千ボルト。10個ごとの黒っぽい茶碍子で、積雪や汚損状態も白い碍子のみよりは視認しやすい。鉄塔や送電線がところどころ凍って見える。昨日の雪は地元では積もりもせず、丹沢も半分は緑である。光の加減かもしれない。明日からは気温が上がっていくらしい。


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