Yellow Roof 's Museum
2025/02/23
希望が丘水の森公園 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
写真右下は単なる除草跡ではなく、浚渫作業で湧水池から掬い上げられた腐泥と本来ある腐葉土を混ぜ合て敷き詰めた状態で、歩道よりいくらか盛り上がっている。左の自然に枯葉が積もった様相とは明らかな違いがある。
希望が丘水の森公園 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
最低気温0℃。最高気温8℃。風速1~2m/s。快晴。
照明灯の緑政局プレート (横浜市瀬谷区長屋門公園)
ふと、園内で照明灯が移設されている可能性に気づき、緑政局のプレートを確認した。プレートの材質と表示形式、そして古さもウッドデッキのものとまったく同じである。
照明灯 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
照明灯の型はやはり違っていた。もしかすると、近い番号か同じ型の照明灯が見つかるかもしれない。見つからなくてもどうということもないが、これを仕事にしている人もいる。
ノシランの実 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
最初に大田区で見出した時から5ヶ月を経て、この公園でようやくノシランとヤブランとの違いが把握できた。それは植物の同定を誰かの記述や写真に頼る作業からの解放だった。もう2年前のことになるが、これはその時に確認したノシランの1つである。環境条件によっては数十年生存するらしい。
ウメの花 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
2週間前に来た時と比較して、満開に近くなったウメもあるが、まだ蕾ばかりのウメが多い。この2週間の瀬谷区の平均気温はCopilotによれば7.12℃である。DeepSeekにも尋ねてみたが、2021年までのデータしかないという。
ウメの花 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
ここには少なくとも紅梅と白梅があり、何種類植えられているかも知らない。この満開のウメは早咲きの種類かもしれないし、単に他の梅の木よりも日照時間が長いということかもしれない。
ウメの蕾と花 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
この2週間の隣の旭区の平均気温は11.64℃で、隣の瀬谷区の7.12℃と比べて4.52℃も差がある。いずれもCopilotの回答である。2週間の平均気温一覧と1日ずつ日付を指定した回答が10℃以上異なっている日もあり、問い質すとデータソースと観測地点や算出手法の違いによる誤差という回答である。気象庁の過去データでは、観測地点は横浜ということにはなるが、この間の平均気温は6.84℃である。二俣川の大池公園のウメもほとんど蕾の状態らしい。
安西家の主屋 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
長屋門の中に入らないのは、古民家に興味がないからではなく、一人で気の向くままに見たいからである。
茅葺き屋根 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
ハニカム構造のシートで茅葺屋根が覆われている。光の反射で白く見えるが、黒いメッシュネットである。網戸の黒いネットと同じように近づかなければ何も無いように見えて目立たない。茅は燃えやすいので防火が主目的かもしれない。
茅葺き屋根 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
茅葺き屋根を支える主な材料は木材と竹で、竹は茅を固定するための「竹桟」として使用され、茅を均等に並べる役割を果たす。
長屋門公園案内図 (横浜市瀬谷区長屋門公園)
案内図の主文に、「広さ3.5ha」、「農村生活の魅力を再生しています」とある。自然観察林には「斜面に残る樹林には40種類に上る野鳥がやって来ます」との説明があるが、自分はまだ3分の1ほども見ていない。
製糸場跡の説明パネル (横浜市瀬谷区長屋門公園)
「境川沿いの畑作地帯である瀬谷区は、横浜市域で最も養蚕・製糸業が盛んで、区内には10か所の製糸場が建ち並んでいました。/阿久和には、改良合名会社と大剛館の製糸場があり、人や馬車の往来で賑わっていたことから「江戸阿久和」と呼ばれていたといわれています。/改良合名会社は、明治24年(1891)2月、北井要太郎が中心となり起業した製糸場で、明治32 年当時は職工155人が働いていました。生糸年生産量は約2,550kg、敷地面積3,000㎡、工場5棟、 繭倉、座繰場、汽灌(ボイラー) (ボイラー) 室などがあり、大正元年(1912) まで操業を続けていました。/大剛館製糸場は、明治27年(1894)3月に、 大岡源兵衛が起業した製糸場で、明治42年 (1909) 頃まで操業していました。敷地面積は、 1,500㎡で、明治37年頃には職工41人が働いていました。」
コカコーラボトル販売機 (横浜市瀬谷区阿久和東)
コカコーラボトルの販売機には稼働中の電気が付いており、ケースに何本か空瓶も入っている。AKUWA BASEという雑貨店の店先である。190mlの瓶入りコーラの他にはファンタグレープ、Hi-Cオレンジ、カナダドライがある。
阿久和東宮ノ腰公園 (横浜市瀬谷区阿久和東)
この公園は初めて通りがかる。自分が入っていくと、後から似たようなカメラを持った40代ぐらいの男性が距離を置くようにして入ってきたが、別段話しかけられるわけでもない。振り向けばいつの間にか姿がなかった。
阿久和東宮ノ腰公園 (横浜市瀬谷区阿久和東)
小さな丘と運動具が並ぶ細い歩道、その先には子供がボール遊びしているる広場があり、砂場があった。
ウメの花 (横浜市瀬谷区阿久和東)
長歩きなどしていると小さな公園や庭先のウメが満開になっているのは目に付くが、咲いていないウメは目に入らず勘定にも入らない。纏まって植えられているところを見れば、満開のウメもあるということになる。
瀬谷貉窪公園 (瀬谷貉窪公園)
瀬谷貉窪公園を訪れるのは約1年ぶりとなる。前回も和泉川を目指していて見つけた公園だが、今回は反対側から入ることになる。1995年7月5日開設で、面積38,263㎡は、長屋門公園より少し広い。常套句を使えば東京ドーム1個分である。
瀬谷貉窪公園 (瀬谷貉窪公園)
入口にタヌキのイラストがあったからには、ここの「貉」はタヌキである。ムジナとは、アナグマやタヌキ、ハクビシン、あるいはそれらを総称した呼び名だったらしい。昔、上星川に住んでいた頃、家の縁の下にタヌキの親子が住み着いたことがあった。しかし、それ以来、野生のタヌキを目にすることはほとんどなく、最後に見たのは45年ほど前の箱根で、それも車に轢かれた死骸だった。
瀬谷貉窪公園 (瀬谷貉窪公園)
前回ここでサンシュユの花を見たので探してはみたが、朧げな記憶で行き着いたところには、自転車で来た老人が1人、ベンチで休んでいた。花はまだ先だろう。全部は回らなかったが、見かけたのはこの老人と50代ぐらいの夫婦、それに若い母娘の5人である。
瀬谷貉窪公園の小川 (瀬谷貉窪公園)
2011年6月30日の
【タウンニュース】に、「ホタルの舞に歓声」と題したこの公園の記事がある。毎年「いきものたちの谷戸観察会」がヘイケボタルの幼虫の放流を続けていて、分散せずに池に集中して放流したところ成功に繋がったとある。その池からの小川は和泉川へと流れ込んでいる。
いきものたちの谷戸観察会の写真展示 (瀬谷貉窪公園)
和泉川方面の公園の出口付近に掲示板があり、令和4年から6年12月までの自然観察記録が貼られていた。「いきものたちの谷戸観察会」とあるが、長屋門公園と同じ編集で連絡先も長屋門公園である。
和泉川のアオサギ (横浜市泉区和泉川)
向こう岸で立ち止まった夫婦の視線でアオサギに気が付いた。望遠鏡代わりにデジカメのモニターを見ようとすると、ちょうどアオサギがこちらに向かって飛んできた。
アオサギ (横浜市泉区和泉川)
アオサギは川面を一瞥すると川から出て駆け上がりを歩いて登り、元いた方向に戻り始めた。アオサギはテリトリーを持つ鳥で、繁殖期以外は単独行動する。自分はまだ見ないが、高木の枝や梢に巣を作って集団繁殖するそうである。
宮前橋 (横浜市泉区和泉川)
このところほとんど雨が降っていないので和泉川の水量は極めて少ない。
水位計 (横浜市泉区和泉川)
この水位計は横浜市水防災情報には見当たらないが、少し上流の瀬谷貉窪公園前の赤関おとなり橋の水位計は7cmで基準値未満である。ちなみに、避難判断水位相当は180cmで、天端の高さは300cmとなっている。
水位計微弱電波機器 (横浜市泉区和泉川)
望遠レンズのテストで撮ったものだが、千葉に本社があるマツシマ メジャテックの2023年製の電波式水位計である。
和泉川のカワウ (横浜市泉区和泉川)
カワウは近くを通る車やカラスの声に鋭敏に反応して360度辺りを見渡しながら、川の中も走査している。もちろん、こちらには最初から気づいている。隣の岩が白いのは糞で、鳥の糞は白い尿酸結晶が含まれていて水には溶けにくい。おそらく長々と羽干ししていたのだろう。
カワウ (横浜市泉区和泉川)
和泉川の護岸は帷子川より低いところが多く、水鳥との距離も比較的近い。人への警戒心もその分薄くなる可能性が高い。カワウは人に対しての警戒心が高いと言われているが、安全と判れば逃げもしない。
カワウ (横浜市泉区和泉川)
当たり前のことだが、追われて逃げる魚のトップスピードはカワウが追うスピードよりも遅い。カワウの潜水速度は平均1.6m/sec、最大速度は4.7m/sec(Roupert-Coudert et al. 2006)という研究がある。人の場合は競泳選手でも1.8~2.5m/sec程度である。
カワウ (横浜市泉区和泉川)
人が作る森林や農作物、家畜などは元々野生動物の高い栄養源となっている。加えて近年の自然保護や環境改善、動物の愛護運動などが、結果的に野生動物の繁殖率を高めて個体数の増加を招く。追い払えば行動範囲が拡大され、愛護するほど人間社会に接近して実害をもたらす。かつてカワウは人の食糧源で狩猟の対象でもあったが、もはや増加率を頭打ちにしていた文化はない。
宮沢遊水池水位計盤 (横浜市泉区和泉川)
明電エンジニアリングの水位計盤。水位計ではなく水位計盤と表示されているのは、水位計そのものではなく水位計を制御するための電気設備や制御回路を収納するためのパネルやボックスを示している。
監視カメラと警報ランプ、スピーカー (横浜市泉区和泉川)
河川の監視カメラは2眼のものが多い。三角測量の原理で距離が測定できるので、水位や流れの速度、対象物の位置や大きさなどを正確に把握することが可能になる。
水位計 (横浜市泉区和泉川)
動植物の識別と同じように、水位計も一度明確に認識してしまうと目に付くようになる。2年前に歩いた時の写真には一枚も写っていない。
遊水池の排水施設 (横浜市泉区和泉川)
和泉川の宮沢遊水池から和泉川へ放流するための排水施設。川と遊水池の間の土手の上にあって外からは2つの手動バルブと電源ケーブルも見える。一旦ポンプで水を引き上げて和泉川に排水するシステムだろう。水位差で自然放流もされるとは思うが、補助としてポンプを使う場合もあるかもしれない。
カワヅザクラの蕾 (横浜市泉区和泉川)
この蕾がカワヅザクラなのは一昨日確認したばかりだが、2年前にこの辺りで撮ったカワヅザクラの写真とも比較するのは、自分の認識が曖昧で、こんな葉芽と蕾の配分だったか再確認するためである。
遊歩道 (横浜市泉区和泉川)
これほど川沿いの遊歩道が真っ直ぐなのは、古い町並みを縫って繁華街まで至る帷子川を見て来ていると、よほど立ち退きや整備工事を繰り返した結果かと推察してしまう。しかし、和泉川のこの辺りは元々森林や農地が多いところで、ばっさり整地して造った公園に後から川を通したように遊歩道の両側に広い草地や植栽が整然と並ぶ。
和泉川 (横浜市泉区和泉川)
雨が降らなければ遊水池からの放流もない。遊水池から続く和泉川は途中で干上がっている。
和泉川改修工事(その2)北の境橋 (横浜市泉区和泉川)
前回も工事していて通れなかったが、今回はさらに工事範囲が広がっていて川沿いが通れなくなっていた。
路上のハクセキレイ (横浜市泉区和泉町)
和泉川から遠回りして歩いているとハクセキレイが寄ってきた。近づいても飛びもせず、ただ脚を早めるだけで路上をつつき回っている。
ハクセキレイ (横浜市泉区和泉町)
ハクセキレイは人間の生活圏に適応しており、圏内の昆虫やクモ、人の食べ残しなども食べる。人間の近くにいることで餌を効率的に得られるので人目に触れる機会が多い。慣れているように見えても必要以上に近づいてはこない。
内林第二公園(新幹線公園) (横浜市泉区和泉町)
ごく小さな公園だが、スマホのマップに内林第二公園(新幹線公園)と出たので一廻りしてみた。右のフェンスの向こうが新幹線の線路である。帰りかけると轟音が響いてきた。振り返って急いで戻ってカメラを構えた時には新幹線は通り抜けていた。待ち構えていないと撮れない物もある。
新幹線の高架橋トンネル (横浜市泉区和泉町)
公園の側の高架橋トンネルは桁下2.3mである。ここなら撮れるだろうが、少々立ち止まったぐらいでは新幹線は来ない。先へ進むことにした。
新幹線の高架橋トンネル (横浜市泉区和泉町)
新幹線の複線が上を通るトンネルの長さは12メートルほどで、相鉄線の高架の幅とほとんど変わらない。
和泉川のカワセミとコサギ (横浜市泉区和泉川)
上流からの流れは途中で切れていたが、細流の流れが集まってところどころに池のような水溜りが出来ている。そこに魚や水生動物が追い詰められ、水鳥が狙いに来る。
和泉川のカワセミ (横浜市泉区和泉川)
これは100メートルほど離れたところにいた別のカワセミである。
カワセミ (横浜市泉区和泉川)
この日和泉川で撮ったカワセミは2羽で、3羽目は飛び去る姿を見ただけである。川辺に高校生ぐらいのカップルが降りていて、ダイサギに近づこうとする少女がいた。ダイサギは飛び去ってしまう。しかし、それを追うようにしてカワセミが飛ぶのが見えた。「カワセミ」と少女が指差して、「羽が青かったでしょう」と振り返った。少年は曖昧に返事しながら階段を昇り、少女はその後を追いながら川下の方に目を向けた。
ダイサギ (横浜市泉区和泉川)
先ほど飛んでいったダイサギだろうか。下流に向かうにつれて和泉川の水量も増えてきているが、ところどころ停滞して藻が覆っているところもある。
和泉川のダイサギ (横浜市泉区和泉川)
ダイサギもまたコサギと同じように脚で川底を散らして逃げ出した生き物を狙う。もっとも、図体が大きいので少し胴体を震わしながらゆっくり歩くだけである。
ダイサギ (横浜市泉区和泉川)
ダイサギは視覚に優れ、高い視力と広い視野での立体視が可能である。色覚も発達しており、水辺の獲物を捕らえるために特化した目を持つ。さらに、動体視力の高さ、光の反射への適応、焦点調節の速さ、夜間視力、外敵への警戒能力など、さまざまな視覚的特徴を備えていることが確認されている。
上分橋の水位計 (横浜市泉区和泉川)
橋の袂には「みんなの心がけできれいな川」とあり、カバが「ゴミを捨てないで!」と言ってバツ印の旗を上げている。こうでもしないと日本の川はゴミだらけになる。日本は清掃文化が根付いており、路上に最もゴミが少ない国の一つと言われているが、川の中まではなかなか掃除が行き届かない。
和泉川 (横浜市泉区和泉川)
和泉川には歩道に柵がなく川岸まで降りられるところがある。こういうところは帷子川にはたぶんない。
ソーラー式照明灯 (横浜市泉区和泉川)
泉区役所の方までソーラー式の照明灯が続く広い歩道。ただ、右上の車道脇を歩いている人の方が多い。求めるものは人様々である。
和泉遊水池の水門 (横浜市泉区和泉川)
和泉遊水池の水門は開放されているが、2.5km上流の宮沢遊水池からの排水量とさして変わるはずもない。ただ、ここまで下ってくれば干上がったところはない。
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