Yellow Roof 's Museum
2022/06/25
ハマヒサカキ (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
これはマメイヌツゲかもしれないと思って撮ったのだが、後から見直すとどうやらハマヒサカキである。こうした後からの仕分け直しは日常茶飯事である。要するに、実践も足りず観察力も足りていない。
イヌツゲの実 (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
3メートルほどのイヌツゲの木が緑色の実を付けていた。イヌツゲの実は初めて見たというより、花すら見たことがない。自分の中ではイヌツゲは小さな葉だけの木だった。いつからそう決めてしまって現実を確かめなくなっていただろうか。
ハマヒサカキ (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
ハマヒサカキの名は写真を撮り始めた頃に1度調べたきりで忘れていた。
希望が丘ふれあいの森公園碑のセンジュギク (横浜市旭区希望が丘ふれあいの森公園)
1992/12/15に開園した希望が丘ふれあいの森公園は、高低差10メートルほどのなだらかな丘の斜面に作られた公園で、面積5,636平方メートル、横切るだけなら80メートルもなく1分で通り過ぎてしまう。
ノウゼンカズラ (横浜市旭区中希望ヶ丘)
ノウゼンカズラには基本的には中国原産のノウゼンカズラと北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラの2種しかないようだが、アイノコノウゼンカズラと呼ばれる雑種や栽培種もあるので区別しにくいところがある。ノウゼンカズラの特徴は萼が緑色で、花が大きく開いており中央部分がクリーム色だということである。
クワ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
画像検索ソフトを使えば簡単に植物が判るものと思っていたが、ソフトは写真からサンプリングした画像をデータベースとパターン照合して紐づいた説明から種名を引っ張り出しているだけなので、撮った部分や精度によって結果が変わるどころか、植物名が出ないこともある。
クワ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
確認すべきは目の前にある植物で、確認するのは自分自身である。ネット上の写真は種名が同定できているものもあれば属名程度のものもある。そこから似たものを取捨選択するにしても自分で確認できなければ意味がない。つまり、仕事と同じで試行錯誤しながら実践経験を積んでいくしかない。
シモツケソウの花後 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
シモツケはよく見かけるが、シモツケソウは見ない。というより、カナムグラかカジイチゴの葉と混同して大して見分けられずに見過ごしてきたかもしれない。
ニシキギの花 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
奥の方の枝に、おそらく花と思われる緑色の塊がいくつかあるが、撮った時には気づかずピントも合わせていない。
ヤマブキの実 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
ヤマブキの実には今年初めて気づいた。ヤエヤマブキの方は雌しべが退化した栽培種で、実は付かないらしい。
希望ヶ丘水の森公園掲示板 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
希望が丘水の森公園には何度か来ているが、10年ぶりぐらいだろうか。マップは反対側の入口にもあるが、ヘラオモダカのイラスト入りのものは湧水池近くに掲示されている。
希望が丘水の森公園の帷子川湧水池 (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
池の奥が帷子川源流点でヘラオモダカが群生しているが、歩道からは少し遠く、目視では点々と見えるものが白い花なのか照り返しなのか、そもそもヘラオモダカかどうか確認できない。
ナンテンに絡みついたオニドコロ (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
地元で撮ったオニドコロの写真を見返していると、たまたまナンテンの花が写り込んだものを見つけた。現実に自分の目で識別できる能力が低いうちは見逃しや間違いが多くなっても仕方がない。それも試行錯誤であり、実践を重ねていくしかないだろう。
様々な植物の間から花を咲かせるナンテン (横浜市旭区希望が丘水の森公園)
Yellow Roof 's Museum