Yellow Roof 's Museum
黄色い屋根の博物館
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2022/06/24


アジサイトサミズキ (大田区平和の森公園)


ヤマモモフイリマサキ (大田区平和島公園)


クスノキネズミモチアベリア (大田区平和島公園)


ヘクソカズラ (大田区平和島公園)
ある日、このホームページを実家のテレビに映して母親に見せながら話をしていると、赤ん坊の頃からずっと変わらないと言い出した。何故か完成された玩具は嫌がり、積木のような物を与えると一人でずっと遊んでいたという。じっと見つめていたかと思うと、組み合わせたりバラバラに分けてみたり、違う物と組み合わせたり、黙々と様々なことを試していたらしい。


クスノキと工事現場 (大田区平和島公園)
8Kよりは4K設定の方が処理が速くてブレないかもしれない。色々試しながら撮っていたら、この日は353枚もの写真や動画が保存されていた。


アキニレ (大田区平和島公園)


駐車場のソヨゴの生垣 (大田区平和島公園)
ところどころ枯れた葉だけの株がある。駐車場と歩道に挟まれた細長い植込みで、土の面積に比してソヨゴを密に植えすぎているのかもしれない。


歩道橋風景 (平和島第2歩道橋)
最も高い木がクスノキで、赤みがあるのがニワウルシ、手前の歩道橋の下に淡黄色にけぶっているのがトウネズミモチである。環七と羽田線の立体交差を囲む200メートル四方ほどの緑地は東京都建設局の管理になる。植えられたものも多いと思うが、野生化しているものも多いだろう。そもそも街路樹や生垣に使うような樹木は放っておいても育つし、成長も速い。


歩道橋脇のエノキ (平和島第2歩道橋)
エノキの両隣が常緑のクスノキで、エノキの小さな若い葉はあまり目立たない。早足では見逃してしまう。植物を観察するようになって最も変わったのは歩き方かもしれない。


高平橋の両脇のクスノキ (平和島第2歩道橋)
写真が酷い出来だったのはスマホが古くなって不調になったためではなかった。カメラは写真やビデオに容易に切替えできるようになっているが、その一つに「背景ぼかし」がある。「背景ぼかし」は写真にソフト的に被写界深度をつけて手前のものだけ浮き上がるように写るもので、そのため保存速度が遅くなり、遠いものが全てぼやけてしまう。自分のように目が悪く周囲が明るいと画面上の違いがわかりにくい。


カイヅカイブキ (流通センター駅前)
カイヅカイブキという名を初めて知ったのは流通センター駅前に出る道の生垣だった。今までの早足で歩く習慣からはなかなか脱することができない。立ち止まって写真を撮影することにまだ抵抗がある。


植込みのアオギリ (大田区大和大橋)
アオギリは雌雄同株だが、低く剪定されていれば花は付けないらしい。この辺のアオギリの街路樹では自分が花を見たのは他よりいくぶんか背の高い1本だけで、それも数年前のことになる。


ユキヤナギ (大田区大和大橋)
ユキヤナギは道の反対側にもびっしり植わっている。植物を一纏めに雑草と捉えることは大まかに歩道と障害物を見分けたりするためには必要なことではある。しかし、歩きながら植物を識別するということは、金網や鉄柵や手すりといった単純に捉えていた物を形状や材質や色彩や構造によってメーカーや製品を特定することと同じである。つまり、観察力や判断力といった基礎的能力の研鑽も必要で、実践を重ねて実践知識として身に着けないと瞬時に違いを把握するのは無理である。


ヘラオオバコ (大田区大和大橋)


メマツヨイグサ (大田区大和大橋)
大和大橋の歩道上の僅かに溜まった土にも雑草が生える。メマツヨイグサは右岸近くにも左岸近くにも見られ、胸の高さぐらいまでに成長するものもある。


除草前の大和大橋の袂 (大田区大和大橋)
大和大橋を渡ったところは雑草だらけになっていて何がどう生えているのか見当も付かない。自然発生だと思うが、右岸にたくさん植えられているユキヤナギを探してもここには無い。種が風で飛ばされることもなく、鳥や昆虫によって運ばれもしないようだ。


大和大橋から城南島地区を望む (大田区大和大橋)
ユキヤナギのある交差点は大和大橋の入口で、そこから350メートルほどで城南島に辿り着く。京浜運河を渡る大和大橋自体は長さ200メートル、幅40メートルほどだが、なだらかな坂になったアプローチ部分が長い。流通センター側で100メートル、城南島側で50メートルはある。


改修工事後の護岸 (大田区大和大橋)
京浜運河の護岸改修は2019/06/12~2020/06/29の工期で東京都港湾局の発注で京浜建設が受注した。橋の真下辺りの護岸は元々鋼矢板ではなかったので何も変わらなかったが、奥のU型鋼矢板は生物共生式の護岸パネルと岩場の組み合わせに変更された。それから1年も経った頃、黒い海底に白く斑点のように砂地が広がってきた。


目線よりも高くなったビロードモウズイカ (大田区大和大橋)
ビロードモウズイカは漢字では天鵞絨毛蕊花と書き、国立環境研究所の新入生物データベースによれば1870年頃に導入され、その後全国に移入されたらしい。種子は10年以上発芽能力を持ち続け、浅い土でも育つらしい。以前は橋の歩道脇にたくさん生えていたのかもしれない。


左岸の歩道 (大田区大和大橋)
大和大橋の左岸のアプローチには植込みはない。土手を駆け上るようにして生い茂る雑草は毎年全て伐採されては復活する。毎年同じ位置に生えるものもあれば、勢力交代するものもある。その場で調べた植物名は、最初は場所と結びついて名を思い出したり、季節が変われば判らなくなるような浅はかな記憶でしかない。


ヤブガラシ (大田区大和大橋)


橋の袂に繁茂するヘクソカズラ (大田区大和大橋)
実践的な知識のほとんどは言葉にならない。赤ん坊は積み木で遊んでいるうちに物の形や色彩、大きさや重さ、性質や仕組みなどを段々と把握する。三角や丸、赤や青といった言葉や力学の知識は積み木遊びには必要がなく、そもそも言葉がほとんど理解できない。母は車に興味はないが、白黒写真の背景に並んだ車のうちの1台が自分の家の車だと指摘できるし、60年以上前の写真を見てこれは誰それのルノーだと言う。父を遊びに誘いに来るが、二人乗りだから母は乗せてもらえなかった。「座席の後ろなんかこんな狭くて」と手を広げてみせる。それこそが知識ではなかろうか。


フヨウ (大田区大和大橋)


アオギリフヨウユキヤナギの葉 (大田区大和大橋)


駅前のアオギリ並木 (流通センター駅前)
平和島駅から並んでいた数十本のアオギリは前年までにほとんど撤去されており植込みも埋められている。現在は環七の流通センター駅前に8本のアオギリと1本の切株が残るだけである。


歩道橋と高平橋の間のクスノキ (平和島第2歩道橋)


北側のクスノキ (平和島第2歩道橋)
8K画像でも元画像を見るとどこにもピントが合っていなかったりする。解像度が高いほど光量や焦点距離が重要となり、自分も対象物も静止していないとブレが酷くなる。


南側のクスノキ (平和島第2歩道橋)
この日からは既に新しいスマホで撮っているが、歩きながらではかなりぶれが酷くなる。といってシャッター速度を上げると、解像度が悪くなる。1500万画素から4800万画素にレンゾ解像度が変わると様々な違いが出てくる。


クスノキの前のネズミモチネズミモチ.htm">トウネズミモチ (大田区平和島公園)
手前の3本の低い木がネズミモチ、右奥のやや高い木がトウネズミモチである。


クスノキヤマモモ (大田区平和島公園)
左はヤマモモ並木、右はクスノキ並木だが、合間には様々な樹木が植えられている。


ムラサキクンシラン (大田区平和島公園)


ヤマモモの実 (大田区平和島公園)


トサミズキ (大田区平和の森公園)


ムラサキクンシラン (大田区大森本町)


コバンソウ (横浜市旭区帷子川)


シャクチリソバオオブタクサ (横浜市旭区帷子川)


帷子川シャクチリソバオオブタクサ (横浜市旭区帷子川)


ヘラオオバコ (帷子川遊歩道)


帷子川シャクチリソバ (横浜市旭区帷子川)
帷子川にシャクチリソバが群生していることに気づいたのは最近だが、似たように群生しているクズの葉と混同していたかもしれない。シャクチリソバがあっても良さそうな場所をクズが占めていることもあり、棲み分けしているのか競争結果なのか判然としないが、少なくともシャクチリソバは川の周辺でしか見かけない。


ワラビマルバハッカ (横浜市旭区今宿南町)


タチアオイアナベル (横浜市旭区今宿南町)


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