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Yellow Roof 's Museum
ハナミズキ (アメリカヤマボウシ) *栽 ミズキ目ミズキ科 Cornus florida
ピラカンサとハナミズキ (保健福祉大実践教育センター) 2022/10/22
これは教育施設の庭先を撮ったもので、ハナミズキとピラカンサの果実が並んで植わっていた。
ハナミズキの果実 (保健福祉大実践教育センター) 2022/10/22
写真の仕分けのために適当にラベルを付けていくだけで、自分がいかに周囲に気づかないものか分かってくる。知識も無いが、そもそも見てもいない。
ハナミズキの苞葉と蕾 (帷子川遊歩道) 2023/03/05
ハナミズキの冬芽が開くと、花弁様の総苞片(苞葉)に包まれていた蕾が見える。さらに、一つひとつの蕾には小さな萼がついているのも見える。
ハナミズキの苞葉 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/08
下からハナミズキの花を撮ると、苞葉(苞)しか写らない。花序全体を包むような苞葉の集まりを指して総苞、総苞の一枚一枚を総苞片とも言う。
ハナミズキの蕾 (横浜市旭区今宿南町) 2023/04/08
赤い花弁に見える総苞の中央にあるのがハナミズキの花の本体(花序)で、蕾は開いていない。蕾は緑色で、まだ光エネルギーを蓄積している段階である。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/08
小さな花序よりも白っぽい総苞片の方が遥かに目立つ。見た目には「花」である。蕾のように丸まった花もあれば、開いた花もある。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/08
ハナミズキの中央の黄色い部分が花の集まり(花序)で、白い花弁のように見えるものは苞葉片(総苞片)が花弁のように色彩変化したものである。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/08
ハナミズキの蕾には、小さな萼が別々についている。苞葉には、葉脈はあっても中央に主脈と呼べるようなものはない。赤く変色すれば光合成の役割も失われる。花弁と同じく、ただ目立つために大きく広がっていく。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/08
ハナミズキの蕾の集まりを囲む総苞(苞葉)は、まず上方向に発達し、それから水平に開いていく。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/08
ハナミズキの若葉はまず上に伸び、やがて斜めになる。苞葉も同じだが、蕾が大きく発達すると水平になるまで押し倒される形になる。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/16
雌雄同株のハナミズキは両性花で、雄性先熟といって雌蕊より雄蕊が先に成熟する。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/16
花の中央あたりに、まだ首を縮めている雌蕊がある。雌蕊は、雄蕊が枯れ落ちてから発達する。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2023/04/16
ソメイヨシノが咲き終わった頃、ハナミズキの花が満開になる。
ハナミズキの若い果実 (帷子川遊歩道) 2023/07/02
先に受粉した花から子房が膨らんでいく。若い実の先には萼片と雌蕊の残滓がある。
ハナミズキの総苞片と蕾 (川崎市幸区創造のもり) 2024/04/09
総苞片の先の方が開いていて、中には雨水が溜まっている。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2025/05/03
しばしばハナミズキの総苞片(花弁状の葉)の先が絡み合って、カボチャのような形に膨らんでいるのを見かける。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2025/05/03
ハナミズキの4枚の総苞片は、花が咲く頃には水平に展開するのが常体である。しかし、栄養状態によっては花序の保護期間が長く、花の数も少ないことがある。結果的に、発達した苞葉を押し除ける花序の力も小さいため、総苞片の尖った先が絡まることになる。
ハナミズキの花 (帷子川遊歩道) 2025/05/03
近縁種のヤマボウシも同じように総苞片が上に発達していく。しかし、ハナミズキと異なり花序が球状なので、蕾が膨らむと同時に総苞片の下が自動的に押されて、先が重なったままとはならない。
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