Yellow Roof 's Museum
2023/06/04
ヘラオオバコ (帷子川遊歩道)
ヘラオオバコは大田区の海沿いでは他のオオバコ類を圧倒していたが、横浜でも川沿いにはたくさん生えている。
メダカ (横浜市旭区今宿中沢公園)
この公園のメダカはだいぶ少なくなっていた。隠れるところもない小さな池で、以前張ってあった網もない。
カラムシのラミーカミキリ (横浜市旭区帷子川)
繊維を採るためのカラムシの栽培種をラミー(Ramie)と言い、ラミーに巣食うカミキリをラミーカミキリという。左の大きい方が雌である。
カラムシのラミーカミキリ (横浜市旭区帷子川)
立ち止まってカラムシの葉の上を少し見渡すだけで何匹か見つかる。国立環境研究所の侵入生物データベースの
【ラミーカミキリ】によれば、イラクサ科草本の他にムクゲに発生することも多いそうで、中国から1860~70年代に九州から侵入してから次第に北上してきている。今世紀に入ってから東京でも普通に見られるようになったようだ。
暴風雨での倒木 (帷子川遊歩道)
前々日からの暴風雨での倒木で遊歩道が塞がれており、1人が通る分だけ枝が避けられていた。
暴風雨での倒木 (帷子川遊歩道)
たぶんエノキの枝を誰かが折って通れるようにしたのだろうと思う。
エノキの実 (横浜市旭区帷子川)
暴風雨で折れたエノキの枝先である。
暴風雨での倒木 (帷子川遊歩道)
倒木したのはエノキとミズキとクワの木である。かなりの傾斜があるが、土砂崩れほどではなく地盤が緩んだことで根が浅い若い木が倒れたのだと思われる。残った根に支えられているのか単に引っかかっているだけなのかは判然としない。
ミズキの花 (横浜市旭区帷子川)
暴風雨で倒木したミズキに蕾と花が付いていた。
クワの白い実 (横浜市旭区帷子川)
桑の実が白くなるのは糸状菌(カビ)が寄生することで起こる。菌核病と言うそうである。
ヒメコウゾの実 (横浜市旭区帷子川)
ヒメコウゾは結実するそうなので、これはヒメコウゾであろう。一方まるで結実していない木もあり、それはコウゾなのかもしれない。もっとも、受粉ができなかった可能性もある。
ヒメコウゾの実 (横浜市旭区帷子川)
ヒメコウゾの実はヤマグワの実とそっくりな複合果である。クワの実よりも甘いが、種子や花柱が舌に残るので噛まずに吸うようにした方がいい。
カラムシのラミーカミキリ♂ (横浜市旭区帷子川)
ラミーカミキリはカラムシの葉脈を主食とするが、食事中のシーンにはまだ出会わない。カラムシの葉には穴が空いていたり端から齧り取られていたりする跡があるが、カラムシを食べるのはラミーカミキリばかりではない。葉脈なら葉の裏からの方が食べやすいので、葉の表に出てきたところをこちらが見つける形になっているのかもしれない。
ハゼランの花 (横浜市旭区帷子川埋立地)
昨年来、何度も通っている道でハゼランを見つけ、しかも花を咲かせていた。15時25分である。三時草の名は確かかもしれない。
ガクアジサイの花 (横浜市旭区帷子川)
今年のアジサイの開花日は東京では6月4日、横浜は6月7日と発表された。
帷子川親水緑道の崖 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
これまで何度か小川が濁っているのを見ているが、この写真も大雨の後である。
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