Yellow Roof 's Museum
2022/12/04
ナンテンの実 (横浜市旭区鶴ヶ峰本町)
アカナンテンのサンゴのような花柄はまだまだこれから実を膨らませるものがありそうに見える。改めて調べてみると2月ごろまでは実を付けるらしい。
ロウバイの葉と蕾 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
葉の根元に僅かに蕾が見える。
センリョウ (横浜市旭区帷子川親水緑道)
センリョウの実は濃いオレンジ色で葉の上に乗る。そうやって憶えても実がなくなればたぶん判らない。
クロガネモチ (鶴ヶ峰バスターミナル)
日当たりの良いところでは白い幹と緑の葉と赤い実の組み合わせは作り物に見える。
トウネズミモチの剪定跡 (鶴ヶ峰本町公園)
以前はこれを伐採と見做していて、葉も残さず幹を切ればそのうち枯死するものと思っていた。そのくせ何故根こそぎにしないのかとも考えなかった。なお、右手前の樹木は剪定されていないトウネズミモチの林に続いているが、奥の方の樹木は別種が混じっているようである。
トウネズミモチの剪定跡 (鶴ヶ峰本町公園)
栽培種は傷つけただけで死ぬような繊細なものもあるらしいが、少なくとも野生種や元種の植物は生命力が強く、その再生力は人間とは比べ物にならない。
帷子川のコイと魚影 (横浜市旭区帷子川)
動画もかなり撮っているのだが、写真の方を先に選抜しているうちに動画を忘れてしまうことがある。これは半年ほど経って動画だけ見直していた時に見つけた映像である。冒頭に小魚の魚群が映っており、その後もコイと一緒に泳ぐ小さな魚が何度も映っている。ただ、肉眼で捉えたのは翌年の5月になってからである。
シャクチリソバの花 (横浜市旭区帷子川)
シャクチリソバを最初は「ソバ」としていた。花も葉もほぼ同じである。違いの1つはシャクチリソバは花の基部が赤くなる傾向があることで、やや遠くからでも確認できるが、決定的なものではない。もう1つはソバは花の基部の葉に葉柄がなく茎を抱いていることで、これが決定的違いとなる。写真のシャクチリソバでは、花の基部の葉に葉柄があることが確認できる。
カナムグラの実 (横浜市旭区帷子川)
カナムグラの実は初めて見た。カナムグラは雌雄異株で、雌株は雄株より少ない。
カナムグラの実とアレチウリの実 (横浜市旭区帷子川)
紫色の実がカナムグラで、下方の毛と棘の生えた長卵形の緑色はアレチウリの若い実である。ただ、これまでアレチウリにはまったく気づかなかった。もしかするとシャクチリソバやクズの葉と混じっているかと思って過去の写真を探してみたのだが、ほとんど写っていない。
ピラカンサ (横浜市旭区帷子川)
帷子川沿いにはいくつもピラカンサがある。ピラカンサは種名ではなく属名である。トキワサンザシと名札があっても、それはトキワサンザシ属=ピラカンサ属のことかもしれない。植物には園芸種も含めて雑種や交雑種が多い。そもそも種の定義自体が諸説紛々で数十の説が入り乱れており、分類方法も様々である。種名にあまりこだわっても意味がないかもしれない。
ピラカンサ (横浜市旭区帷子川)
葉の形でも区別ができそうだが、実際の植物は同じ形の葉が同じように付いているとは限らない。根本か樹冠の葉か、陽の当たり具合や生育条件によって形も大きさも違う。丸かったり細長かったり大きかったり小さかったり、虫や病気に阻まれて変形することもある。
ザクロの実と紅葉 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
日本のザクロの実は小さく、熟れると皮が自然に割れ、種は大きく固いので食べられない。原産地のイランなどの中近東ではザクロは大きく皮は固く薄く、熟しても割れないそうである。種も小さく柔らかいため種ごと食され、果汁比率も日本のものの2倍以上あるらしい。もっとも、日本の市場に出回っているものはほぼカリフォルニア産で、種無しザクロもあるが、むろん果汁より種のほうが栄養価は高い。
ヤブミョウガの実 (横浜市旭区帷子川親水緑道)
ヤブミョウガの青碧色は色素によるものではなく光学的な構造によるものだという。
Yellow Roof 's Museum