Yellow Roof 's Museum
ソヨゴ (ウチダシソヨゴ) モチノキ目モチノキ科 Ilex pedunculosa
ソヨゴの花 (大田区平和島公園) 2022/05/24
ソヨゴの花の写真は露出過剰だった。後にだんだんと判ってきたことだが、スマホのカメラには様々な設定やソフトフィルターがあり、人物用にホワイトバランスを強めにして皺を飛ばしたり、被写界深度を調整して背景ぼかしたり、ビデオ撮影に変更したりできる。それが指先で簡単に切り替わるため、画面をよく見ていないと設定が切り替わっていることに気づかないまま撮影を続けることになる。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/06/09
ソヨゴの葉は互生する。上から見ると螺旋階段のように均等に間を空けて光を通す。
駐車場のソヨゴの生垣 (大田区平和島公園) 2022/06/24
ところどころ枯れた葉だけの株がある。駐車場と歩道に挟まれた細長い植込みで、土の面積に比してソヨゴを密に植えすぎているのかもしれない。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/06/28
ソヨゴはモチノキ科で、モチノキ科は樹皮から鳥黐(とりもち)が採れることで知られているが、ゴムノキなど粘性のある他の植物からも作られるようだ。とりもちを見たのは幼稚園に通っていた頃の1回限りで、憶えているのは金盥から父親と叔父が棒で絡め取りながら新聞紙に余分な水分を吸わせていた光景で、何の樹液だったかは記憶にない。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/06/28
同じソヨゴでも車道沿いの日陰の木にはまったく実がついていない。
ソヨゴの実とスズメ (大田区平和島公園) 2022/07/07
駐車場のソヨゴのところにはしばしばスズメがいる。ハトは餌付けされていれば自分から寄ってくるが、スズメは忙しなく動いており警戒心も強く、撮ろうと思ってもなかなか上手くはいかない。
ソヨゴの枯死 (大田区平和島公園) 2022/07/13
ソヨゴの葉が赤くなるのは水が行き渡らないからだと思われる。木全体が枯れたような色になっていたり、1つの枝だけで収まっているものもある。枯れているわけでもないので樹勢が衰えて防戦一方になっていると思われる。
ソヨゴのセミの抜け殻 (大田区平和島公園) 2022/08/05
今年の夏はセミが大量発生していて、どこにでもセミの抜け殻がある。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/08/05
ソヨゴの実は葉の上に乗るので赤くなればかなり目立つだろう。ひと月ほどで1センチほどまで膨らんだ。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/09/29
ソヨゴの実は柔らかそうに見えるが、触ってみると硬い。これから柔らかくなっていくのだろうか。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/09/29
9月末には真っ赤な実が見られるようになってきた。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/11/29
ソヨゴの葉はクスノキの葉と同じように波打つ。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/11/29
ソヨゴの実はクスノキの実より一回り大きく12~3ミリはある。12月になってようやく柔らかくなってきた。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/12/02
ソヨゴは常緑であり、緑の葉に赤い実が乗るとクリスマスの補色カラーのようになる。
ソヨゴの実 (大田区平和島公園) 2022/12/09
ソヨゴもまた葉とは別の赤みがかった花柄に付く。
ソヨゴの蕾 (大田区平和島公園) 2023/04/26
どうやら昨年見逃していた花を見ることができそうである。
ソヨゴの花と実 (大田区平和島公園) 2023/05/15
いつから果実と言っていいものか。花が散り残った子房も萎んで消えてしまえば結実しなかったことになる。
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